佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

ブレイン・スナッチャー/恐怖の洗脳生物(字幕版) 1995

  原作はロバート・A・ハインラインの『人形つかい』。原作の良さを損なっていない良作。DVDで出ていないのが残念だがAmazonビデオで見ることが出来る。ありがたいことです。

 俳優陣の中で光っているのはやはり、科学情報局の局長役ドナルド・サザーランドだ。こうした一癖あるオッサンをやらせると強烈な存在感がある。あと思わずよかったのはNASAから派遣された科学者メアリー役のジュリー・ワーナー。何とも云えない魅力があった。

 こういうSFが子どもの頃から大好きだった。久しぶりに原作を読みたくなった。

 

ヒトの神経系統を乗っ取り、思考と記憶を支配するヤツの正体は!? アイオワ州の片田舎に未確認飛行物体が落下。しかも既に2人の捜査員が行方不明になっていた。真相究明に乗り出す科学情報局のサム(エリック・タール)、その父親のニーヴンス局長(ドナルド・サザーランド)、そしてNASAの科学者メアリー(ジュリー・ワーナー)。ところが驚くべきことにアイオワ周辺は人間を思いのまま操るナメクジ状の寄生生物に占領されていた。一刻を争う敵の正体の解明。だがサムが"寄生"され、次にメアリーも操り人形のようにされてしまう。出動した軍隊も全滅した。辛くも寄生を逃れたサムは、メアリーを救出すべく敵の"巣"へ向かった!原作はSF界の第一人者ロバート・A・ハインラインによる侵略テーマの傑作「人形使い」。底知れぬ恐怖感で迫る必見のSFショッカー!

 

 

人形つかい (ハヤカワ文庫SF)

人形つかい (ハヤカワ文庫SF)