『私の好きな民藝（趣味どきっ！）』（NHK出版）を読みました。
まずは出版社の紹介文を引きます。
ようこそ♪ マジメでカワイイ道具たち♪
“民藝”とは、20世紀初頭に柳宗悦が提唱した無名の職人が手がけた生活道具に美を見出す運動で、その流れを汲む工芸品が、あらためて今、おしゃれでモダンな道具として見直されている。日本各地の「民藝の里」を旅し、その土地の工芸品を見つめ、心豊かな生活の道具の使い方を提案する。
※2018年4月～5月のアンコール放送です。
放送時のテキストがそのままご利用いただけます。
昨年の春に放映された『趣味どきっ！ 私の好きな民藝』が再放送になっている。放映時間に合わせてTVの前に陣取ることなどできない。録画すれば良いようなものだが、録画してもいつ見ることが出来るか分からない。TVを視る時間はとれるようでとれない。本ならば持ち歩いて読める。通勤のバスの中で、あるいは出張の電車の中で、あるいは仕事場で昼休みに。
民藝品との接し方は「美意識を鍛える」「自分の目線で選ぶ」「気に入ったものを使う」につきると思う。今日の21:30からのアンコール放送は鳥取の「中井窯」。現当主の坂本章さんの三色染め分け皿は以前から気になっている焼きもの。民藝とデザインを融合した名品だと思う。緑、黒、白の釉薬が生み出すコントラストに強く惹かれる。今日の夜だけはTVを視なくては。
