2021/05/23
今日は農業用水路の掃除。毎年もうすぐ田植えが始まろうという時季に田の所有者が集まって行う恒例行事です。私は先祖から田畑を相続しているのに自分では農業をせず、人に耕作をお願いしている罰当たりな人間ですが、水路掃除ぐらいはしなければなりません。
そんなわけで、着慣れない作業着を着て手袋、長靴を履いて作業をしました。例年どおりの作業でしたが、今年はびっくりすることがありました。なんと、水路にマムシがいたのです。第一発見者がマムシに「わっ」とびっくり。すぐに協力して手に持ったじょれんで頭をたたき殺しました。「あぶないな~。気いつけんといかんな」などと口々にしながら、作業を再開していると、さらにもう一匹出て来た。一同「うわっ! またか!」と驚きながら、これも殺しました。かわいそうな気もするけれど、農作業をするところだし、近所の子供がホタルや魚を捕ったりすることもあるので殺しておかなければならない。ヤレヤレと一同ほっとしたのもつかの間、すぐに三匹目が見つかった。私はこの田舎で育ったので、子供の頃、野山を駆けまわり何度かマムシを見たことはあります。しかし、一日に三匹も見たのは初めてです。こんな経験、滅多に出来ることではないだろう。いやもう真っ平御免である。
しかし、しかし、さらに驚くことが・・・
今度は小さいヤマカガシ(?)が見つかったのです。オレンジ色や黄色が混じっていない青色の個体なので、ヤマカガシではないかもしれないとは思う。しかし、家に帰って調べてみると、青色の個体も多いという。やはりこれはヤマカガシであろうと思っています。とすると一日に毒蛇四匹と遭遇したことになる。あなおそろしや。
まあ、誰も噛まれなくてよかった。ビクビクしながら作業も完遂。よかった、よかった。こんなめずらしいことがあるなら、なにか良いことがあるんじゃないか。宝くじでも買ってみるかとどこまでも能天気な私であった。チャン、チャン!
マムシを発見!
三匹とも退治。
ヤマカガシを発見!!
ヤマカガシを退治。