安倍晴明と蘆屋道満と棚田とホルモン焼きうどん、そしてJAZZの夕べ
5月29日は『江川の宝探しハイキング』に参加するために自転車で佐用に行きました。家から佐用町江川地区まで約50㎞。ハイキングは9時開始ということで朝6時に家を出ました。江川には8:30ごろ到着しハイキングに参加することが出来ました。「江川の宝探し」とは春の山野草や美しい風景、そして二人の陰陽師、安倍晴明と蘆屋道満の塚といったこの地区の宝を観て歩くツアー。山野草についてはモリモト先生?と仰る方が詳しく解説しながら歩いて下さいました。道端に生えている薬草の効能や名前の由来などのお話を聴きながら歩くと、普段かわいい花だなと思いながら名を知らなかった草花の名前が判ったりして嬉しいものです。
例えばタツナミソウ(立浪草)、シソ科の植物だそうです。
ミヤコグサ(都草)、道満塚のまわりにたくさん生えていました。
アキカラマツ(秋唐松)、夏から秋にかけて花が咲くそうですが、春の陽射しに映えた葉が美しい。
そう言えば先日、加古川の河川敷で見かけたこの花の名前が判明しました。
ニワゼキショウという名らしい。
きれいな蝶が花々を渡り飛ぶ。
さて「安倍晴明塚」と「蘆屋道満塚」です。甲大木谷という所の小高い山の上に「晴明塚」があり、そこから谷をはさんで西に位置する乙大木谷の小高い山の上に「道満塚」がある。甲と乙の名がつく大木谷に相対するようにライバルといわれた二人の塚が位置している。平安時代に活躍した安倍晴明と蘆屋道満。安倍晴明が若きヒーローで蘆屋道満はオジサン悪役として物語られることが多いが、実際は道満が28歳も若かったそうだ。時の政府についた「官」の陰陽師・晴明に対し、その晴明に勝るとも劣らないほどの呪術力を持ちながら「民」をにあった陰陽師・道満の方が実はヒーローであったのかもしれない。ちなみにこの地にある八幡神社と晴明塚と道満塚とを結ぶときっちり八幡神社を頂点とする二等辺三角形になるともいわれる。ちょっとしたミステリーだ。またこれらの塚近くには、京を追われた道満、追ってきた晴明が矢を放ちながら戦ったと伝えられる「やりとび橋」や、敗れた道満の首を洗ったという「おつけ場」があるそうだ。今回のツアーでは確認できなかったが次回訪れたときには観たいものだ。
安倍晴明塚
蘆屋道満塚
蘆屋道満塚から大木谷の棚田を望む。
お昼過ぎにハイキングは解散。私はさらに自転車で乙大木谷の棚田を観てきました。
谷間にある村には郵便配達の赤いバイクが似合います。
愛車ビアンキはどんな風景にも馴染んじゃいます。(笑)
昼飯はホルモン焼きうどんにしました。
http://www.hm.h555.net/~sayou/sayoutyoukankou-horumon-kuisinbo.html
こちらのホルモン焼きうどんはつけダレで食べるタイプでした。
そろそろ走行距離も70㎞ちかくなっており、相当疲れたが今日はまだまだ走るのだ。
今日は姫路市南条にあるベンハウスさんでJAZZのライブがある。疲れた身体にむち打ち千種川を下り、上郡→龍野→太子→姫路とひた走った。
17:30ベンハウスさんに到着。JAZZを聴きながら飲み物で美味しく喉を潤しました。
本日の移動距離(ハイキングの歩きも含めて)156㎞