「新潮文庫・日本文学100年の名作・第一巻 1914-1923 夢見る部屋」に収録された『妙な話』を読みました。
日本文学100年の名作第1巻1914-1923 夢見る部屋 (新潮文庫)
- 作者: 池内紀,松田哲夫,川本三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/08/28
- メディア: 文庫
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意表のラスト。それはともかく赤帽の不条理をどう解釈すべきか。ただ「不思議な話があったものだ」と思えばそれまでなのだが、なにか私が理解していない裏があるのかどうか。この不条理についての種明かしがないのでよくわからない。何度読んでもわからない。どうやら私には名作を理解する力がないようだ。なぜなら、私にはとてもこの短編が名作だと思えないのだから。