佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

「豚かつ きんとん」のシャトーブリアン

2020/06/11 12:30

 

ほぼ二ヶ月ぶり(?)の外食。

今日は神戸で仕事。

ここ二ヶ月ほどは新型コロナウィルス感染リスクを考えて、夜の居酒屋はもちろんのこと、昼の食堂、レストランの類いも避けてきた。

しかし最近は行動制約もだんだんゆるやかになってきている。とはいえ、まだまだ注意は必要。パン屋でサンドイッチでも買って、屋外で食べようかとも考えたが、今日から梅雨入りで雨模様である。ええい、ままよ!、とばかり三ノ宮さんプラザの地下にある「きんとん」に入った。とんかつは私の大好物である。久しぶりの外食となれば他のものは考えられない。「きんとん」は最近発見した店で、私のお気に入りである。長崎芳寿豚を使っているというが、肉に臭みがなく、ジューシーに仕上げられている。切り口がキレイなピンク色で見た目にもおいしさを演出している。

12:00過ぎのランチ時間帯ではあったが、幸い混雑はしていない。かといって閑散ともしていない。頃合いである。何を食べるかは決めていた。ランチにしてはちょっと値が張るが「シャトーブリアン御前¥1,980」である。豚一頭から一人前しか取れない希少部位なのだ。仕方がないのだ。いや、むしろ安いだろう。

注文してから本を読みながら待つ時間もまた楽しみだ。今、読んでいるのは『鴨川食堂 もてなし』(柏井壽:著/小学館文庫)。『鴨川食堂』シリーズは言わずとしれたベストセラーである。小説に描かれる料理の数々に生唾ごっくんであります。

 

鴨川食堂もてなし (小学館文庫)

鴨川食堂もてなし (小学館文庫)

 

 

 

カウンター席に陣取ったので、揚げ音がよく聞こえる。揚がったなと思ってから少し時間があるのも納得。余熱でじっくり火が通っている。切り口からベストのタイミングであったことが分かる。味付けは岩塩、わさび醤油、ソースの三種。どれで食べてもおいしいが、私は岩塩を指でつまんで、とんかつの上からパラパラっと薄くかけて食べるのが一番うまいと思う。まちがいございません。おいしゅうございました。

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