佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

淡路島 釣り・ゴルフ合宿

2022/06/01~06/03

 高校で数学を教えていただいた先生からのお誘いで「淡路島 釣り・ゴルフ合宿」を行った。1日目は岩屋(明石海峡大橋のたもと)で釣り、2日目は鳴門カントリークラブでゴルフ(ワンハーフ)、3日目はスプリング&アートリゾート淡路でゴルフという日程。

【1日目 釣り】

ボートでテトラポットに渡る。

明石海峡大橋を眺めながらの釣り。

宿泊するコテージ「ゆいまーる淡路」。

釣果。

夕食はホットプレートで焼肉。どうしても手数がかからないものになるよね。

釣った魚の煮付け。

〆の焼きそば。調理は私。

【2日目】

朝食。

鳴門カントリークラブ。

スコアは凡庸。この後、もうハーフをまわる。スコア(IN)は46.

2日目の夕食も焼肉。この日の肉は「淡路ビーフ とうげ」で買いもとめたもの。昨日よりグレードアップ。

【3日目】

朝食。食材を残さぬよう、できるだけ食卓に並べた。

スプリング&アートリゾート淡路。スコアは振るわず。

 

『少女は鳥籠で眠らない』(織守きょうや:著/講談社文庫)

2022/05/31

『少女は鳥籠で眠らない』(織守きょうや:著/講談社文庫)を読んだ。

 まずは出版社の紹介文を引く。

15歳の少女に淫行をしたとして21歳の家庭教師が逮捕された。 家庭教師は示談条件である接近禁止を拒否し、起訴は免れない状況に。困惑する新米弁護士の前に現れた被害者少女は、弁護士を振り回し予想も出来ない行動に出る。法と対峙して生き抜く者たちを、 現役弁護士が感動的に描く連作リーガル・ミステリ!

目次
黒野葉月は鳥籠で眠らない
石田克志は暁に怯えない
三橋春人は花束を捨てない
田切惣太は永遠を誓わない

 

 

 初めて読む作家さん。名前も知らなかった。しかしリーガル・ミステリで人気急上昇中とあらばまずは読んでみなければなるまいと購入。買って良かった。

 弁護士2年生の木村龍一を主人公にした連作ミステリであるが、リーガル・ミステリによくあるように法廷での場面はない。作者織守氏自身、現役の弁護士さんだけあって、法律の抜け穴というか素人が「へぇ~そうなんだ」と思うような意外な事柄が生かされている。

 4編の短編によって構成されているのだが、やはり表題に使われた「黒野葉月は鳥籠で眠らない」がイイ。(以下、ネタバレ注意) 弁護の対象は家庭教師先の15歳の少女に「淫行」したとして逮捕・拘留された、21歳の大学生・皆瀬理人。娘に金輪際近づかないと約束すれば示談にするという被害者の両親の意向を伝えたが青年は首を縦に振らなかった。そして淫行の被害者とされる少女の「私の、片想いだった」との言葉。それでも児童福祉法違反は成立してしまう。つまり前科がついてしまうのだ。それにしても黒野葉月という少女のキャラクターの強烈だったことよ。想いを遂げるために行動を全くためらわない。そこにいっさいの迷いも恥じらいといったじゃまなものがないのだ。「一途」、そう、この少女の心は純粋に一途である。強烈すぎて最初は引いてしまうほどだったが、少女の人となりがだんだん明らかになるにつれ思い入れが出てきたから不思議である。ついには私も少女の片想いを応援してしまった。そしてこの物語の肝。皆瀬理人の気立てが物語の最後に明らかになる。これがキュンキュンしてしまうんだなぁ。まことにあっぱれ。

 新米弁護士・木村の目で事実が明らかになっていくにつれ、この事件の印象がだんだん変わってきて、終いには本質的に違うものになってしまうという筆致の見事さ。リーガル・ミステリを読んでいた読者が、いつのまにかラブストーリーを読んでいたのだという転回に、「あぁ、やられた」と思ったのは私だけではないだろう。

 他の三編、石田克志、三橋春人、小田切惣太、それぞれ皆、自分の強い意志と目的を持つ。その目的を遂げる方法に必ずしも同意できないところがある。しかし動機には全く共感できる。読後感は爽やか。続編を待つ。

 

ジャーマンポテト、鮪のカツ、アスパラガスのフライ、アスパラガスとグリンピースのごはん

2022/05/31

 本日の厨房男子。

 美瑛の雪の下で熟成したじゃがいもとフランクフルトを使ったジャーマンポテト。バターとスパイス塩とパセリの風味が加わると最強。

 鮪のカツとアスパラガスのフライ、タルタルソースかけ。

 〆はアスパラガスとグリンピースのごはん。グリンピースはお隣の奥さんからいただいたもの。うまい。

 

『ももんがあ からっ風作戦』(椎名誠:著/文春文庫)

2022/05/21

『ももんがあ からっ風作戦』(椎名誠:著/文春文庫)を読んだ。

 まずは出版社の紹介文を引く。

シーナが入った最悪の温泉は?世界で見たもっとも衝撃的なトイレは?全国の麺類徹底比較からイカの性交まで、20冊目になっても、役には立たないけど陽気で楽しい赤マント節!便利というより不自由になっていくブンメイへの警鐘も鳴らします。

 

 

 

 

 シーナさんの推す「日本三大国民食」はカツ丼、ラーメン、ライスカレー。文句はない。そのとおりだと思う。しかし私は敢えてラーメンと蕎麦を入れ替えたい。ラーメン屋で酒は飲めない。蕎麦屋で飲む酒のうまさと言ったら、これはもう冠に「日本」がつく以上、ぜひとも入れ替えてもらわねばならない。ではライスカレーで酒が飲めるのか、と言われたら絶句するしかないけれど。

 どうでもいいことだが新潮社の杉原氏の死生観「人は死んだら死ぬのだ」に激しく感動した。もうひとつどうでもいいことだが「幽霊はどうして服を着ているのか。服にも霊があるのか」というイチャモンが気になる。『幽霊を捕まえようとした科学者たち 』(デボラ ブラム :著)/ 鈴木 恵 :翻訳/文藝春秋社)を注文した。

『タコはいかにしてタコになったか』(奥井一満:著/光文社カッパ・サイエンス)も注文した。どうもシーナさんの本を読むと読みたい本が増えてしまってこまる。

 シーナさんご指摘の「日本の子どもたちは、たぶん世界で一番サバイバル能力のない子どもたちだろう」という指摘に激しく同意する。モンゴルの遊牧民の子どもは三歳ぐらいから燃料の家の手伝い(牛の糞を拾う)をする。五歳ぐらいから馬を乗りこなし全力疾走もする。北極圏のイヌイットの羞悪年は十四歳ぐらいでツンドラを走りカリブーを撃っている。アフリカのマサイ族の十歳の少女は牛の糞と泥で自分の家を作ることが出来る。日本のNPOが途上国に行ってかわいそうだから子どもを働かせるなと抗議しただと? 「ふざけるな! お前らのお花畑のような頭で世界を語るんじゃない。ウクライナを、アフガンを、パレスチナをちゃんと眼を開いて視よ。恥ずかしいから、だまっておれっ!」と私も昂奮してしまった。

「母性本能」をくすぐってどうする。「自分探し」ってなんなんだ。シーナさんのイチャモンに何度も膝を打った。

 締めくくりは「神津島」であった。伊豆七島神津島に行った話は過去何度か読んだ気がするのだがやはりイイ。釣り立てのムロアジをヅケにしたヅケ丼や海苔巻き、食べてみたいなぁ。やはりシーナさんには島と焚火と酒が似合う。

 沢野ひとし氏の「解説」がおもわず良かった。まだ若く勤め人だった頃、高田馬場にある小さな飲み屋で飲んでいたエピソード。特にバーバリーコートの話がイイ。友だちってのはこういうもんだと思う。

鶏南蛮の新たまタルタルソースかけで「香露 純米酒 芽吹き」をやる

2022/05/13

 本日の厨房男子。

 お隣の奥さんから新玉ねぎ、サニーレタス、エンドウ豆をいただいた。さっそくそれらを使って料理。

 鶏南蛮に新玉ねぎをたっぷり使ったタルタルソースをかけていただきました。

 酒は「香露 純米酒 芽吹き」。アルコール度数はやや低め。軽やかで爽やかな酒。酸の効きも適度でフレッシュ感にあふれる。春の野菜との相性抜群でした。

 

姫路南プロバスクラブゴルフコンペ@旭国際姫路ゴルフ倶楽部

2022/05/16

 姫路南プロバスクラブのゴルフコンペに参加。場所は旭国際姫路ゴルフ倶楽部。参加者は6名と少なかったが優勝することが出来た。かなり長い間「優勝」という言葉から遠ざかっていたので素直にうれしい。

 スコアはIN42+OUT49=TOTAL91。ハンデキャップ18でネット73。

 INスタートで10番、残り10ヤードの第3打寄せをざっくり、第4打を焦ってトップでグリーンオーバー。第5打をやっとグリーンに載せ、2パットでトリプルボギー。よくやるパターンである。11番以降は「焦らず、欲張らず、力を抜け」と言い聞かせてよくスコアがまとまり、前半を42であがることができた。

 後半OUTも出だしはビールのおかげで肩の力が抜け好調。これは過去最高のスコアが出るかも・・・と思ったらたちまち力が入り4番のティーショットをOB。後はそれを挽回しようとさらに力んでしまって崩れていった。まだまだ修養が足りません。トホホ。