佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

YouTubeで落語

YouTubeで落語 Vol.008 『言訳座頭』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの8席目は『言訳座頭』。 あらすじは以下のとおり。 甚兵衛夫婦は年を越せるか! それは座頭の舌先三寸しだいで。 借金がたまってにっちもさっちも行かず、このままでは年を越せない長…

YouTubeで落語 Vol.007 『鮑のし』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの7席目は『鮑のし』。上方落語の『祝いのし』が東京に移植されたものです。 あらすじは以下のとおり。 甚兵衛(上方では喜六)はついでに生きているようなおめでたい男。今日も「お城…

YouTubeで落語 Vol.006 『穴どろ』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの6席目は『穴どろ』。別名は『穴庫(あなぐら)の泥棒』あるいは『晦日の三両』という。 穴庫は江戸時代、火事に備えて作られた大きな穴。いざというときにはそこに大事な財産を放り…

YouTubeで落語 Vol.005 『あたま山』

YouTubeで落語 Vol.005 『あたま山』 『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの5席目は『あたま山』。上方では『さくらんぼ』という名で語られる。しかし寄席で多くはかからないようだ。噺家がよほど上手く語らないと客がつい…

YouTubeで落語  Vol.004 『愛宕山』(桂米朝)

YouTubeで落語 Vol.004 『愛宕山』(桂米朝) 『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの4席目は『愛宕山』。これは上方の噺。やっぱり米朝師匠で聴きたいですね。 この落語の味わいの一つにはめものがある。噺の途中でお囃子…

YouTubeで落語  Vol.003 『明烏』(八代目・桂文楽)

YouTubeで落語 Vol.003 『明烏』(八代目・桂文楽) 『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの3席目は『明烏』。八代目・桂文楽で聴きましょう。 若旦那の時次郎はもう二十歳になるというのに、本ばかり読んで遊びっ気の欠片…

YouTubeで落語  Vol.002 『あくび指南』(五代目・古今亭志ん生)

YouTubeで落語 Vol.002 『あくび指南』(五代目・古今亭志ん生) 『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの2席目は『あくび指南』。古今亭志ん生で聴きましょう。 何でも習い事になるもんですなぁ。たわいもない噺だけに筋を…

YouTubeで落語 Vol.001 『青菜』(桂枝雀)

YouTubeで落語 Vol.001 『青菜』(桂枝雀) 先日から落後辞典とも謂うべき著書『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)を読んでいます。読んでいるうちに、これに紹介された274席を全て聴いてみたいと考えました。幸いなことにYouTubeを探せばいろいろ…