佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

WJ氏

嫌いだ。 やはり大嫌いだ、WJ氏。

 今朝、目覚めたら雨。風もある。昨日とはうって変わって不愉快な天気。何となく沈んだ気持ちでテレビのスイッチをいれた。よく視る対談番組にチャンネルをあわせた。今日の出演者は作家のWJ氏。同じく作家のMY氏。医者にしてタレントのNA氏だった。すぐにチャンネルを変えようかと思った。私はNA氏のことは、わりと好きである。一見したイメージとは違って、なかなかしっかりしたところのある人だと思う。MYのことはよく知らないし、著書も読んでいない。チャンネルを変えたくなった原因はWJ氏である。といっても、WJ氏の著書も読んだことはない。新聞か雑誌で見知っている程度だ。何となく小説の主題にあざといところを感じて毛嫌いしているだけである。思い直した。食わず嫌いはいけないと思った。

 30分間、対談を聴いてみた。最初にWJ氏を視た瞬間「うわぁ!」である。一見して白髪の紳士なのだが、にやけた目、ピンクのシャツ・・・・嫌な奴。最初の一言は「究極の純愛とは、見返りを求めない不倫の関係のなかにだけある」。バカも休み休み言いなさい。その後のWJ氏の発言は推して知るべし、この発言と目くそ鼻くその浅はかな言葉。

 辛抱して最後まで視た。何ともあざとい言葉の数々。そして私はWJ氏を嫌いな理由を知った。WJ氏は所謂「男連中には嫌われているのに、何故か女には人気があるらしい男」なのであった。チャン、チャン!