佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

電気ブラン

ついに飲むことができました。昨夜、忘年会のあと、巷の喧噪を避けて訪れた古本屋にそれはありました。酒場の間違いじゃないの?と疑問をお持ちの諸兄、ごもっともでございます。しかし、そこは酒が飲める古本屋、私にとっては天国、憩いの場でございます。ちょっと疲れて頭のシンがきりきりと痛くなったときに行くと、リラックスして嘘のように疲れがとれるのです。おそらく本を眺めながら酒を飲むという行為にヒーリング効果があるのでしょう。
先日読んだ森見登美彦氏の小説『夜は短し歩けよ乙女』に「偽電気ブラン」なる酒が登場するのですが、どのようなものなのか気になって仕様がありませんでした。「偽電気ブラン」は物語上の飲み物、飲むことは能わないと解っているのです。ではせめて「電気ブラン」を飲んでみたいと焦がれておりました。ここで出会えるとは・・・天の思し召しに感謝。