本日の一献は「裏鍋」です。
アテは油揚げを焼いたものとイカの煮付け。
旬の分葱を油揚げと一緒に酢和えにしたものもいただきました。
早春の味ですね。
ところで「裏鍋」ですが、正確には「裏鍋島 純米吟醸 隠し酒 生酒」です。
佐賀県の蔵「富久千代酒造」のお酒です。
芳醇な旨味を酸でキレイにまとめてくれる私好みのお酒。
多良岳山系の柔らかい地下水がこの味を生むのでしょうね。
「裏鍋」の由来はこのラベル。
「鍋島」の文字が裏返っています。
この酒を知ったのは去年の秋のこと。
門司に泊まったときにたまたま入った居酒屋のご主人に勧められて「鍋島」を飲みました。
その時に新酒の時期には「裏鍋」というレアものが出るという話を聞き、「のみたいなー」というと送って下さるとのこと。
そして先日、忘れずにこの酒を送って下さいました。ありがとうございます。
居酒屋で何故か親切にしていただける私め、果報者です。
http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=144693
佐賀の酒は「東一」といい、この「鍋島」といいなかなかの実力。
侮れません。