佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『ニッポンぶらり旅 アゴの竹輪とドイツビール』(太田和彦・著/集英社文庫)

『ニッポンぶらり旅 アゴの竹輪とドイツビール』(太田和彦・著/集英社文庫)を読みました。

まずは出版社の紹介文を引きます。

 西洋文化発祥地・横浜で味わう旬の肴。古都・奈良の銭湯で古寺巡礼の後にひと汗かく心地よさ。鳥取では名物のアゴと山陰名酒に舌鼓。港町・函館で堪能する新鮮な魚貝。変わらぬ山河が迎えてくれる故郷・松本。幼年期を過ごしたもうひとつの故郷・木曾。東日本大震災直後の8都市を巡る旅。思いはやがて復興最中の東北へ―いい酒、いい人、いい肴を求めて、ぶらりひとり旅。シリーズ第2弾。

 

 

アゴの竹輪とドイツビール (集英社文庫)

アゴの竹輪とドイツビール (集英社文庫)

 

 

太田和彦氏は背筋の伸びた酒飲みだ。横浜、奈良、鳥取、松本、函館、小田原、鎌倉、木曽をひとり旅。旅先での食べ物屋、特に居酒屋へのこだわりは尋常ではない。かといって大げさに騒いだり、えらそうに蘊蓄を傾けたりはしないのだ。藤沢「久昇」、奈良「酒肆春鹿」、鳥取「はせ川」、松本「旬菜ふきよせ」、小田原「だるま料理店」に行きたい。いずれ行きます。きっと行きます。