佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『60歳からはラクしておいしい 頑張らない台所』(村上祥子:著/大和書房)

『60歳からはラクしておいしい 頑張らない台所』(村上祥子:著/大和書房)を読みました。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

全国の書店員が選んだ、
第7回 料理レシピ本大賞 in Japan 2020
エッセイ部門大賞 受賞!

元気すぎる77歳現役の料理研究家で現在「おひとり様」である村上先生の
「食」にまつわるお話に共感されるシニア層が続出!

著者累計746万部の大ベストセラー料理研究家の最新エッセイ。
「電子レンジ発酵パン」や「たまねぎ氷」「バナナ酢ダイエット」など数々のヒットを生み出した76歳元気すぎる村上祥子氏。
年齢を重ね、「おひとりさま」になち、食べる量も作る量も減ってきた……。
「台所にたつのがおっくうになった」と感じる人生のステージを迎えた方にこそ読んでほしい1冊。

 

頑張らない台所~60歳からはラクしておいしい

頑張らない台所~60歳からはラクしておいしい

  • 作者:村上 祥子
  • 発売日: 2018/12/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 出版社によると『「台所にたつのがおっくうになった」と感じる人生のステージを迎えた方にこそ読んでほしい1冊。』ということだが、私はまだそのステージに至ってはいない。しかし、いずれそのような時が来る。そしてそれは案外早いかもしれない。知らんけど。

 食べることは生きること、生きることは食べること。私はそう思っている。医療技術の発達によって食べられなくなっても生きながらえることが出来なくもない。しかし、私は自分でものを食べられなくなったら、その時が死ぬときだと思っている。その時が来ればどうぞ死なせてくださいと思っている。

 本書の中でそのとおりと膝を打った言葉を引く。

料理は現代社会の中で唯一の原始に戻る仕事。つまり、材料を調達し、切って調理して食べることは人間の原点なのです。 (まえがきより)

 

行儀よく食べると「きちんと食事をした!」という満足感が生まれます。いくつになっても、気取って、居住まいを正して暮らしていきたい。 (219Pより)

 

料理こそ、最高の脳トレ (222Pより) 

 

「サバとごぼうの炊き込みご飯」昨晩、さっそく作りました。「モン・ドールチーズ」通販で発注しました。「サバカツ」今夜にでも作ってみます。「トマトスムージー」夏になったら作ってみます。「黄金ルールのプリン」作ってみます。それと「冷蔵庫のものをすべて取り出して掃除」やってみます。

 平易に読めて、生活のヒントをたくさん授かりました。