佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

春告魚、土筆、春を食す

2021/03/09

 一昨日、昨日と大山を起点にサイクリングして、昨夜は松江に宿泊した。今日は家に帰る。となれば何か土産が欲しい。それも春らしいものを。

 松江では菓子を買うことにして、老舗「桂月堂」を訪れた。こちらでは季節限定の「桜上用」を買った。晩メシ後のデザートはこれで決まりです。

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 境港で春告魚「メバル」を買おうと国道431号線を走っていると、中海、大根島越しに大山が綺麗に見えた。車を脇道に入れてしばし景色を楽しんだ。畦道でふと足下を見ると土筆がいっぱい生えていた。佃煮にしようと摘んで帰った。

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 境港では卸売市場に隣接している水産物直売センターに行ったがあいにく定休日であった。仕方なく、境港魚センターに行く。観光客もまばらな日だけに、あまり良いものはなかったが目的のメバルは型の良いのが売っていたので買った。他にはハタハタの一夜干しも買った。

 隣の公園から眺める大山がまた見事であった。春なのでやや霞んでいるが、それはそれで趣がある。公園に植えてあるユキヤナギの花がほころび始めている。本格的な春の到来である。

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 夕メシ時に土筆の佃煮とメバルの煮付けを作り、それを魚に酒を呑む。土筆は子どもの頃を思い出す懐かしい味。メバル白身がぷっくり反り返るほど身に厚みがありうまかった。酒は「月と櫻」。

 〆にハタハタの一夜干しを焼いて吸い物にした。これまたうまい。

 食後のお茶に添えたのは桂月堂の「桜上用」。

 今夜の食卓は春がいっぱい。

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