2021/03/08
今日は午前中、境港市から大山寺まで自転車をこいだ。家に帰る予定を変更して、車で松江に来た。目的は居酒屋で酒を呑むこと。島根県はコロナ感染の埒外かもしれないが、飲食については一定の節度が求められるところ。独り呑み一時間酒三本勝負であっさり切り上げることとして早めに目指す居酒屋『漁師小屋 麦穂』に行った。
暖簾をくぐりカウンターを見ると客はカウンターの端っこに一人だけ。これなら良かろうとカウンターのもう一方の端っこに陣取った。
入店してすぐ、酒が入っている冷蔵庫を見て「超 王祿」が鎮座しているのを確認している。メニューを見るまでもなく「王祿」を注文した。その後の注文はQRコードを読み込んだスマホアプリからの注文。ちょいと違和感があるが、その方がかえって便利ではある。店員を大声で呼ぶ必要もない。これも新型コロナ対応のかたちか。
スマホから「亀の手」と「鯖しゃぶ」を注文。「亀の手」は見ようによってはグロテスクだが、これが酒のアテとして抜群にうまい。こいつでやる銘酒「王祿」は最高だ。「鯖しゃぶ」はこの店の看板メニュー。玉ねぎの入った醤油を煮立てた鍋で鯖をしゃぶしゃぶし、それに葱を巻いて食べるスタイル。半生の鯖のうまいのなんの。これはたまらん味です。
「王祿」(冷)から「月山」(冷)、「扶桑鶴純米 高津川」(燗)と飲み進め、肴も「生姜の天麩羅」「葱のぬた」を食べた。今日は紅生姜を大量に食べているなぁ、どんだけ好きやねんと苦笑する。
酒も肴もすこぶるうまい。あっという間にパクパク喰らい、グイグイ呑んでしまった。長居したいが長居は無用だ。〆にうどんと生卵を注文。先程食べた「鯖しゃぶ」の鍋でうどんを炊く。そいつを溶き卵で食べるとこれまたうまいのなんの。
大満足で店を出た。普段ならこれから二軒はハシゴするところだが、今日は一時間酒三本勝負と決めている。さっさとホテルに帰った。途中、コンビニで缶ビールとウヰスキーは仕入れたけれど・・・
午前中のサイクリングは別ブログに(下のリンク)