佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

自家製松前漬け

2024/12/30

 義母から正月用の数の子をたくさんもらった。塩抜きしたものをそのまま鰹だしに浸けてもおいしそうだが、私の一等好きな食べ方は松前漬けである。細く切ったがごめ昆布を使えば漬け汁に一日浸けるだけでネバネバのおいしい松前漬けになる。松前漬けの正当な作り方は知らないけれど、我が家ではこれが年末年始の味だ。こいつを肴に酒をチビチビやりながら箱根駅伝を見る。幸せな正月である。

 Amazonでがごめ昆布とスルメソーメンを取り寄せれば、後は家にあるもので出来てしまう。コスパと質の面で私が取り寄せているものがベターかどうかはわからないが、このブログを読んで興味を持って下さった方へAmazon購入サイトへのリンクを末尾に貼っておくのでご参考まで。

 今回使った材料とレシピは次のとおり。

【材料】

  • 細切りがごめ昆布     200g
  • スルメソーメン      100g
  • 数の子         4~5本
  • 人参           2本
  • 醤油          240ml
  • 酒           180ml
  • みりん         180ml
  • 水           180ml
  • 砂糖          120g
  • 赤唐辛子         4本

 数の子は1~2日かけて塩抜きする。人参は細切りし、たっぷりの湯でサッと湯通しする。醤油以下の漬け汁の材料を鍋に入れ一煮立ちさせる。あとはがごめ昆布と数の子、人参をボウルにいれて漬け汁をかけたら混ぜ合わせ1日以上漬け込むだけ。冷蔵庫に入れておけば10日から2週間ぐらいは持つだろう。ちなみに上記は日持ちを良くするため味を濃くしている。醤油を2割ほど減らし水を2割増しぐらいのほうが、酒の肴として食べやすい味にはなる。ごはんにのせて食べるなら、これくらいの分量の濃い味の方がかえっておいしいかもしれない。

 食べきれないほどの松前漬けができた。年末年始はこれで酒を飲み、ごはんのお供にする。さっそく新酒「奥播磨 純米吟醸 しぼりたて 芳醇辛口生」に合わせた。うまい。