10月1日は「日本酒の日」です。
新米で酒造りを始めるのが10月。
酒壺を表す「酉」(とり)の字は十二支の10番目。
さらに明治年間酒税法創設以来、10月から9月をもって酒造年度とされて
きた(現在は7月から6月)歴史もあってこの日が「日本酒の日」となったようです。
そんな「日本酒の日」には、当然のことながら日本酒で乾杯しなければなりません。
ということで「第324回 旬の会」に出席しました。
料理は「鯖すきと松茸の暴れ食い」。
脂ののった上物の鯖と松茸がふんだんに食える。まさに暴れ食いだ。
松茸のシャクシャクとした歯触りがたまりません。
お酒のラインナップを紹介しましょう。
1.若竹 特別純米 秋の生一本 ひやおろし (静岡)
日本酒度 +3.0
2.飛良泉 山廃純米 ひやおろし (秋田)
日本酒度 +7.0
3.月の桂 純米吟醸 <琥珀光> ひやおろし (京都)
日本酒度 +3.0
4.天野酒 花紋原酒 (大阪)
日本酒度 ±0.0
「若竹」は私が好きな「おんな泣かせ」を造る酒蔵の酒。ボディのしっかりしたまろやかな旨味が信条の酒です。
「飛良泉」は山廃らしく酸味が感じられる酒。料理がしっかりとした味なので、濃厚でありながら酸が立って口の中がさっぱりするのが嬉しい。今日の料理「鯖すき」にぴったりの酒です。
「月の桂」、これは文句なしに旨かった。旨味たっぷりでコクのある贅沢な味。しかも品がある。この酒は「おんな泣かせ」とならんでこの時期我が家の定番としたい。
「天野酒」は甘みに特徴のある酒。しおりんのパパさんがわざわざぬる燗用にと持ってこられただけのことはある。アルコール度数が高いところも酒呑みの好みだ。一気に酔いが深まる。
今月も良い酒、良いアテ。美味しく楽しくいただきました。