峠を目指してヘアピンカーブをゆっくりと登る。
「押しはサイクリストの恥」
峰山高原への分岐点まで来た。順調だ。
ゆっくりでも良い。一度、自転車から降りればもう乗り直すことはできない。
歩くようなスピードで登っていく。
「あの先が峠だろうかなどと、希望を持つな」
希望を持てば、更にその先に上り坂が見えると心が折れる。
やっと峠まで来た。時計を視ると15:30。
自転車を降りることを自分に許し水を飲む。
昼食場所「おおかわち 水車公園」を出発してから約1時間30分の上りであった。
結構、険しい峠であった。
ここからは宍粟市。ここを越えればバス会社も変わるほどの峠なのだ。
下り坂を颯爽と時速40キロで走る。
山道を下りきるとゆったりとした田園風景。
家に到着したのが17:00すぎ。
大河内で昼食を取ってから約3時間。
今日一日の走行㎞を確認すると79.97㎞、適度な疲労感。
さてと、喉が渇いたビールでも飲もう。