佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

日本の治安

日本の治安

今日の日経懇話会のテーマです。

講師は弁護士の後藤啓二氏。

警察官僚から弁護士に転身された方で企業法務のほか、犯罪被害者支援や子供の安全、児童買春・児童ポルノ問題などについて法制度の改善を求める活動にもライフワークとして取り組んでおられます。

感銘を受けました。

「犯罪にあわない権利」よりも「犯罪を行う自由」を大切にしている我が国の制度の現状を憂い、

「被害者より加害者を助ける」という不条理をなんとかしたいというのが論旨でありました。

全く同感です。

私も一部の学者、一部の弁護士、一部のマスコミにある偏執的な権力アレルギーによって、

犯罪を抑止するための活動が制限を受けている現状を苦々しく見ています。

児童ポルノ問題で言えば、「児童ポルノの単純所持の禁止」を盛り込んだ法案に、「警察の不当な捜査で冤罪が生じてしまう」という訳のわからない難癖をつけ、法案成立を阻む某政党には早急に考えを改めていただきたいものです。