『世界でいちばん不運で幸せな私(原題・Jeux D'enfants)』をDVDビデオで観ました。
創りにちゃっちいところは否めないものの、中身はなかなか深いものあり。
ついつい引き込まれ、見入ってしまいました。
最後のところで一瞬わけがわからなくなり、しばらく????と考え込みました。
結局、映画を観るものを欺いたということなのですね。
ちくしょう!やられた!
それにしてもソフィー役のマリオン・コティヤール(Marion Cotillard)の魅力にはまいりました。
もし目の前にいたら一生を棒に振りそう。
心に残ったワンシーンは二人が大人になって4年ぶりに再開したとき。ソフィーが働くカフェへジュリアンが行き、彼女に外で会って欲しいと口説く場面。
ソフィーが
「私たちどこかチグハグなのよ。 些細なこと…… たとえばその靴。 すごく変。 糊のきいたズボンにDr.マーチンなんて。 そんな人が信じられると思う?」
というと、
ジュリアンがその場で靴を脱いでカウンターに置き、ズボンのベルトを外し、それを脱いで必至に彼女を口説き続ける。
ちょうどカウンターに居合わせた女が彼と彼女のやりとりを聴き、にっこりとほほ笑むところが何とも良い。
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Jeux d'enfants ('Child's play') Part6