佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『クジラの彼』(有川浩・著/角川書店)

『クジラの彼』(有川浩・著/角川書店)を読みました。

まずは出版社の紹介文を引きます。


「沈む」んじゃなくて「潜る」。潜水艦とクジラと同じだから。
人数あわせのために合コンに呼ばれた聡子。そこで出会った冬原は潜水艦乗りだった。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんな彼とのレンアイには、いつも大きな海が横たわる。恋愛小説作品集。


 

クジラの彼 (角川文庫)

クジラの彼 (角川文庫)

  • 作者:有川 浩
  • 発売日: 2010/06/23
  • メディア: 文庫
 

 

 

自衛隊、制服、ツンデレ、有川さんの妄想全開である。

読み終えて、私はもうメロメロである。こんなコメント、五四にもなるオッサンが吐いてはいけない。いや、それ以前に、かような読み物を手にとってはいかんのだ。昨日、部下の結婚披露宴に出席したせいで油断してしまったのか、本棚に並ぶ積読本のなかからついつい選んでしまったではないか。かようなベタ甘のラブコメは身体に毒だ。高脂血症が悪化したに違いない。しばらくは有川氏の恋愛ものはひかえなければ・・・本棚にある『ラブコメ今昔』は当分の間、封印する。