佐々陽太朗の日記

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『ザ・シューター/極大射程』(2006年制作・アメリカ映画)を観る

ザ・シューター/極大射程 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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 『ザ・シューター/極大射程』(2006年制作・アメリカ映画)を観ました。原作はスティーヴン・ハンターのボブ・リー・スワガー三部作の一作目、"Point of Impact"(邦題『極大射程』)です。スティーヴン・ハンターは大好きな作家で、もちろんボブ・リー・スワガー・シリーズは全て読んでいます。
 良かったです。すかっとしました。私、勧善懲悪ものが大好きな単純オヤジです。オヤジとしてもうひとこと言わせていただければ、窮地に陥ったボブ・リー・スワガーを助けるサラ・フェンを演じたケイト・マーラは可愛かったな。

 ちなみに小説のボブ・リー・スワガー・シリーズをご紹介します。(1)、(3)、(4)が三部作と呼ばれているもの。(2)は番外編です。出版順になってませんが、このシリーズを読む順序は下記リスト順が正しいと思います。決して期待を裏切りません。是非ご一読を。

(1)『極大射程』(新潮文庫、1999)
(2)『ダーティホワイトボーイズ』(扶桑社文庫、1997)番外編
(3)『ブラックライト』(扶桑社文庫1998)
(4)『狩りのとき』(扶桑社文庫1999)

 蛇足ですが、主人公ボブが人質に取られたサラとテープの交換交渉の仲介人に「U2のサングラスがいい」と冗談半分でボノを指名するところがあります。顔は真剣そのものでした。笑えます。それにしても最近U2づいてます。まさか、たまたま観た映画の台詞にU2が出てくるとは。