佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

阪急電車

3月23日

恋の始まり、
別れの兆し、
そして途中下車……

  • 宝塚駅
    征志、運命の女性に会う。
  • 宝塚南口駅
    翔子、呪いの願をかける。
  • 逆瀬川
    時江、犬を飼おうと思う。
  • 小林駅
    翔子、小林駅で途中下車。
  • 仁川駅
    ミサ、別れの覚悟をする。
  • 東園駅
    悦子、年上彼の話を披露。
  • 門戸厄神
    圭一、初めての恋の予感。
  • 西宮北口駅
    そして、電車は折り返す――

 

阪急電車』(有川浩/著・幻冬舎)を読みました。

出版社からの内容紹介を引きます。

恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車……関西のローカル線を舞台に繰り広げられる、片道わずか15分の胸キュン物語。大ベストセ ラー『図書館戦争』シリーズの著者による傑作の連作集。

物語のはじまりは「電車の中での恋のはじまり」。

おぉ、流石は有川浩さん、たっぷり心を温めてもらおうと思った矢先に、

次の場面では結婚を目前にして婚約相手に別の女と結婚すると言われた不幸な女の話。

しかも、その相手は友達だったというきつい話。

どうなるんだこれは?

名も知らない行きずりの人からのひとこと。袖振り合うも多生の縁。

それぞれの縁が人生を紡いでいく。 

ほのぼのしあわせな気分になれるエッセイ風小説でした。