最近、仕事面で切羽詰まっています。
今日は休業日ですが仕事でした。
イヤイヤながらの出勤にも何かしら楽しみが欲しい。
「そうだ、カレーを食べよう」
と、自転車に乗り坂田町をめざしました。
知人のお薦めの店。一度食べてみたいと思っていました。
http://tenkomori588.blog88.fc2.com/blog-entry-36.html#cm
ほんの50~60メートル先には、インドカレーの店ガネーシャがあるのですが、
目指すは Jean Jean (ジァンジァン)
住宅街にあるなんの変哲もない喫茶店。
しかし、お店の前まで来たときに漂う香辛料の香り。
この香りでおいしいカレーにありつけると確信しました。
階段を上り、店にはいると趣味の良いクラシック音楽が柔らかく流れている。
店の中は最近の喫茶店に多いオサレーな感じではなく、昔風。
五十路を迎えたオジサンにはかえって落ち着くのですね、これが……
注文を訊きに来られた奥様に迷わず「カレーをお願いします」と言い、
店内に漂うスパイシーな香りに浸ってしばし待っておりますと、
出てきました。これが恋い焦がれたカレーにございます。
カレーは焦げ茶色。
この黄色と焦げ茶のコントラストがなかなかの風格です。
黄色いご飯を崩し、カレーを絡めて口に入れると、
最初に来るのは甘みと鼻腔に抜けるスパイシーな香り。
上質のウスターソースを思わせるコクと甘みが口の中に拡がります。
おそらくは丹念に炒めたタマネギの甘みに、他の野菜の甘みが加わったものだろう。
甘みの後を追いかけて来るのがホットな辛味。
この辛さと共に味わう深いコク。これこそ私がカレーに求めてやまない味なのだ。
「甘み、辛さ、コク」の三拍子揃ったカレー。
たかが喫茶店のカレーと侮ってはいけません。
クセになること間違いなし。
今日はカレー(プレーン)750円をいただきましたが、
次回はチキンカレー1000円を食べてみたい。