(やんだ) 牧場もうすぐ着くぞー
よつばは何しに牧場行くんだ?
(よつば) やんだはバカだな
(やんだ) なんだその見下した目は
(よつば) いいか? 教えてやる
ぼくじょうには うしがいる
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(やんだ) え!? おしまい!?
(よつば) いちからか?
いちから せつめいしないと だめか?
(やんだ) このガキ・・・・
(本書P171より)
『よつばと! ⑦』(あずまきよひこ・著/メディアワークス)を読みました。
天敵やんだとのからみがひとつの世界を築きつつある。
五歳の子供と本気で喧嘩するなよ、やんだ。
それにしてもこの物語に出てくる人物はみんな善人だ。
悪人がいなければ、世の中はこんなに平和で幸福なのだ。
しかるに現実世界はどうしてこうやりきれないことが多いのか……?