佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『へうげもの 二服』(山田芳裕・作/講談社文庫)

へうげもの 二服』(山田芳裕・作/講談社文庫)を読みました。

 

 

へうげもの 二服 (講談社文庫)

へうげもの 二服 (講談社文庫)

  • 作者:山田 芳裕
  • 発売日: 2011/04/15
  • メディア: 文庫
 

 

 

本能寺の変、秀吉陰謀説ですか。いや実行犯説として描いています。なかなか思いきっています。斬新です。しかし、そのような秀吉像であればこそ、これからの秀吉と利休とのからみが面白そうだ。利休はどうして秀吉から死を賜ったのか。そして、古田織部はそれをどのようにとらえ、どのように振る舞うのか。秀吉と織部の関係がどう描かれるのかが楽しみ。第八服まで買ってしまったぞ。存分に剽げようではないか。