佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

鉄道員(ぽっぽや)

 昨日の旅行中、バスの車中でDVDを観ました。浅田次郎氏の小説は何度も読み直しました。大好きな小説の一つです。でも映画は観ることはあるまいと思っていました。というのも、出演している俳優さんがあまり好きではないからです。大竹しのぶさん、広末涼子さんが苦手です。理由は人にいうようなことではありません。まあ、個人的な好みとだけ言っておきます。それに、小説の映画化で映画が小説を超えているなと感じたことがないからでもあります。それはこの映画でも同じでした。

 しかし、観て泣いてしまいました。小説を読んで中身を知っているだけに、もうはじめから終わりまで泣きっぱなしです。健さんの演技は相変わらずです。というより、健さんはどの映画でも健さんそのものだから。おそらくは演じるというより、自分自信を表現するということなのでしょう。映画中のつぎのようなシーンは、今、上映中の「あなたへ」でも観ることができるのではないでしょうか。まだ観ていないのでわかりませんけれど・・・