佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

旬の分葱と旬の酒

 3月に入ってもまだまだ寒いけれど、春を感じるこの頃、畑に分葱が生長したようです。お隣さんからいただいた分葱をぬたにして食べました。

 もう一品は宇都宮餃子。大きくしっかりした皮に包まれたボリューム感がたまりません。

 酒は「竹泉醇辛 2016BY 槽口直詰 生」です。旬の食材をあてにこの時季ならではの酒を飲む。こういうのを贅沢というのでしょうなあ。

 ちなみに「槽口」は「ふなくち」と読みます。槽(ふね)とは酒を搾るための道具です。その酒が流れ出る口にあたる部分を槽口(ふなくち)と呼びます。しぼられたばかりのお酒が槽口から流れ出てきたのを直詰めするのですから濾過も火入れもされていない生まれたてのお酒なのです。まさに生まれたてそのまんまのフレッシュな酒ですから、この時季ならではの酒といえます。

 食後の甘味は「阿闍梨餅」。丹波大納言をしっとりした餅皮で包んだ逸品。知人のYさんがわざわざ買ってきてくださいました。美味しくいただきました。ありがとうございます。