佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

「信濃鶴純米大吟醸49名田造(しなのつるじゅんまいだいぎんじょうよんきゅうなたぞう)」を飲みくらべ

2020/11/24

 飲みくらべ会にお誘いいただき高砂『忠助』におじゃましました。何の飲みくらべかというと長野県駒ヶ根市の長生社が100周年を記念して昨年にリリースした「信濃純米吟醸49名田造(しなのつるじゅんまいぎんじょうよんきゅうなたぞう)」と今年の「信濃純米大吟醸49名田造」です。昨年2019年製造は純米吟醸といっていますが美山錦49%精米なのでスペックは純米大吟醸といって良いと思います。今年2020年製造は純米大吟醸に改まっています。そのあたりの事情は分かりません。

 信濃鶴を飲み比べる前にまずは忠助の大将からのプレゼント、広島県三次市の「美和桜純米大吟醸」で乾杯。控えめながら麗しい薫香、味わいも深い。酸味は控えめで落ち着きのある酒でした。

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 続いては長野県長野市・尾澤酒造場の「Poco stretto 19」。今年5月に瓶詰めして冷蔵庫で熟成させ11月に出荷されたばかりの酒です。やや強めに感じる甘み。しかしベタつかずスッキリした酸が後を引き取ってくれる。

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 いよいよ「信濃純米大吟醸49名田造」の飲みくらべ。

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2019年製造

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2020年製造

 どちらも鮮烈な印象を残す酒。ただ不思議なことに2019年製造のほうがよりフレッシュ感がある。これはどうしたことだ。華やかな吟醸香はけっして派手すぎず心地よく鼻腔をくすぐる。信濃鶴らしいみずみずしさにおもわず「うまい!」と唸った。全国に銘酒と称えられる酒は数々あれど、おそらく信濃鶴はその最高レベルにある。コスパを考えると最高レベルを最高峰と言い換えて差し支えないだろう。おいしゅうございました。

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