佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『婚活食堂 8』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

2023/07/03

『婚活食堂 8』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。

 まずは出版社の紹介文を引く。

四谷のしんみち通りにある「めぐみ食堂」は、元人気占い師の女将・恵が切り盛りするおでん居酒屋だ。初来店した大学生の鷲見毅は、めぐみ食堂が婚活のパワースポットだと知り、父親の敦を連れてくる。一方、近所にオープンした「占い居酒屋ゑんむすび」のタロット占い師は、恵の若い頃の知り合いで…。鯛のあら炊き、菜の花とハマグリのクリーム煮、塩レバーなど、新メニューも満載の人気シリーズ第8弾!

文庫書き下ろし。

 

 

 シリーズもあっという間に第8巻。人生いろいろ、異性の好みもいろいろ、男女の出合いのいろいろもこれだけ読んでくればなんとなく鈍感になる。わたしとしては、むしろ「めぐみ食堂」で供される酒と料理のほうに興味の大半が向く。

 今巻に出てきた酒で知らない銘柄は「天青」。神奈川県湘南の熊澤酒造という蔵の酒らしい。記憶にとどめておき、いつか味わってみたい。料理は「桜えび入り卯の花」がおいしそうだったので作ってみた。といっても桜えびではなく小えび(アミエビ)だったが。香ばしく仕上げたのでえびせんのような風味が楽しめてgood! 巻末レシピ集で作ってみたいと思ったのは「ゴボウのオイル煮」と「塩レバー」。