佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2014/09/14 髙田郁トーク&サイン会@宮脇書店柏原店

 大阪府柏原市宮脇書店柏原店で髙田郁さんのトーク&サイン会がありました。今回のサイン会は全国5カ所の書店で催されたそうが、トークショーがあるのはこの宮脇書店のみ。そしてこれが最終回だそうです。自宅からは遠い場所でしたが行った甲斐がありました。

 会場には百数十名の椅子がぎっしり。書店の二階ですからそんなに部屋は広くありません。私は前から5列目ぐらい。髙田さんの席の間近です。

 高田さんから創作秘話が聴けました。家を建てるように最初からプロットをしっかり構成して書かれたとのこと。野江ちゃんの身請け先も決まっていたこと。謎の侍は当初のプロットには無かったこと。ということは、読者がヤキモキした澪の恋の行方最初から源斎先生に決まっていたのだな。意外でした。小松原様と源齋先生に関しては、読者に両派あり、それぞれ仲が悪いこと。しかし両派とも又次のことは大好きなのだということも話していらっしゃいました。

30分ばかりのトークの後、会場からの質問にもお答えくださったあとひとりひとりサインをし、言葉を交わし、握手をして頂きました。とても読者を大切にする方だという印象でした。

 

 

 

 

 

 

帰り道、天王寺で途中下車、あべのハルカスは下から眺めるだけ。私は人混みと高いところが苦手なのです。逆に得意なのはひとり居酒屋。名店の誉れ高い「明治屋」のカウンターでいざ飲まんと意気込んでいたのだが、今日明日は休業とのこと、あっさり振られました。未練たらしく、さらに難波で途中下車、旧・新歌舞伎座(変ないい方ですが)の隣の路地にあるこれも酒飲みの聖地「山三」にも行ってみたがここも休業。日曜日だからしょうがないかとあきらめ梅田まで行き、帰りのバス待ち時間に阪急梅田食堂街で生ビールを二杯飲みました。