2020/02/29
午前中雨晴海岸から氷見まで立山連峰を眺めながらサイクリングを楽しんだ。昨夜は夜を徹して富山まで運転したので少々疲れている。サイクリングを切り上げて富山市内まで車で移動して、昼酒を楽しむことにした。
といって、昼酒に良い店を知っているわけではない。駅周辺を見て回ったがめがねにかなう店はない。富山ブラックラーメンでビールでもやるかと諦めムードであったが、トイレを借りようとビルの中に入って見つけました。「きときと市場とやマルシェ」の中にある居酒屋「とやま方舟 富山駅店」である。外からガラス越しに見えるカウンターとカウンター越しの冷蔵庫にある酒の品揃えを見て、これは間違いないと確信した。
まずは「若駒 しぼりたて」を冷やできゅーっとやる。さすがに富山の居酒屋である。酒器に能作製であった。錫の器でやる冷たい酒は格別だ。肴は富山名産五種盛り合わせ、白エビの刺身、堅豆腐。
酒はそのあと「林 純米吟醸 美山錦」「三笑楽 五年熟成原酒」と飲み進めた。どちらも良い酒だ。「三笑楽」は富山ポークの陶板焼きに合わせた。熟成した甘みに上品に溶けた豚の脂が絶品であった。