佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』(開脚の女王EIKO:著/サンマーク出版)

2021/09/25

『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』(開脚の女王EIKO:著/サンマーク出版)を読んだ。

 まずは出版社の紹介文を引く。

◎おかげさまで100万部突破!
金スマ』『嵐にしやがれ
などで紹介されて大反響!!

「開脚の女王」が開発した
最強プログラムです!

子どもの頃から
「体がかたい」ことが
コンプレックスの人はたくさんいます。

そんな人たちの憧れが「開脚」。
美しく、ベターッと開脚している人を見ると、
うらやましいなあ、と思うものです。

本書は、そんな「開脚」を夢みる
体カチカチの人のための1冊。
2016年8月現在、
開脚をするためだけに作られた本なんて
ほかにありません! (編集部が知るかぎり…)

 

 

 

 前半は「開脚4週間プログラム」として行うストレッチを写真入り図解で説明、後半は小説『開脚もできないやつが何かを成せると思うな』の2部構成。「開脚4週間プログラム」とは毎日取り組む「基本のストレッチ」2種と1週間ごとにステップアップして行うストレッチ1種(4週間で4種)の組み合わせである。つまりプログラムどおり4週間ストレッチに取り組めばベターッと開脚できるようになるというシンプルな内容。シンプルであると言うことは、中身が薄いということとほぼ同義である。そのためamazonのレビューでは酷評も目立つ。

 評価はやってみて下すべきだろう。こうした実用書は目的達成のために必要な情報が過不足なく書かれていなければならない。充分な効果のあるメソッドならば、冗長を避けシンプルであることは長所である。

 まずはやってみなければなるまい。