今回は、シブイ肴の話。
太田氏のあげるシブイ肴とは次のようなものだ。
- ネギ
- 焼海苔
- 煮干し
- ラッキョー
- 蒲鉾
- タクアン
- 魚肉ソーセージ
- チーズ海苔巻き
- 佃煮
- 大根漬け
やはり酒飲みの舌は同じだ。共通するところが多い。
なかでも特に気になったのは「ラッキョー」に関する記述。次のようなものだ。
映画『無法松の一生』で小倉の車引き松五郎はラッキョーで酒を飲んでいた。
なかなかシブイ飲み方だけど、ラッキョーの酢漬けは甘すぎて私には肴にならない。塩とタカノツメだけの塩漬けはめったに見ない。
私はラッキョーは甘酢漬けで食べるものとばかり思っていた。鳥取に行ったときなど必ず買って帰る。なるほど、塩とタカノツメだけで漬けたものがあるのか。探してみよう。
もう一つ、気になる肴「大根漬け」。簡単な酒の肴だ。
大根を皮つきのまま拍子木に切り切り醤油に漬け、昆布とタカノツメを入れる。これだけ。醤油は大根がかぶるまで入れなくても、水が出てヒタヒタになる。朝作って夜の晩酌にちょうど良く、本で知りやみつきになった。皮のところがバリバリしておいしい。
今度つくってみよう。
♪本日の一曲♪
You Make Loving Fun (Live) - Fleetwood Mac
1978年のヒットだったかな。当時、私は大学の1回生。懐かしい。