佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『超・居酒屋入門』(太田和彦:著/新潮文庫)を読む -その4-

今回は、シブイ肴の話。

太田氏のあげるシブイ肴とは次のようなものだ。

  1. ネギ
  2. 焼海苔
  3. 煮干し
  4. ラッキョー
  5. 蒲鉾
  6. タクアン
  7. 魚肉ソーセージ
  8. チーズ海苔巻き
  9. 佃煮
  10. 大根漬け

やはり酒飲みの舌は同じだ。共通するところが多い。

なかでも特に気になったのは「ラッキョー」に関する記述。次のようなものだ。


映画『無法松の一生』で小倉の車引き松五郎はラッキョーで酒を飲んでいた。

なかなかシブイ飲み方だけど、ラッキョーの酢漬けは甘すぎて私には肴にならない。塩とタカノツメだけの塩漬けはめったに見ない。


私はラッキョーは甘酢漬けで食べるものとばかり思っていた。鳥取に行ったときなど必ず買って帰る。なるほど、塩とタカノツメだけで漬けたものがあるのか。探してみよう。

 

もう一つ、気になる肴「大根漬け」。簡単な酒の肴だ。


大根を皮つきのまま拍子木に切り切り醤油に漬け、昆布とタカノツメを入れる。これだけ。醤油は大根がかぶるまで入れなくても、水が出てヒタヒタになる。朝作って夜の晩酌にちょうど良く、本で知りやみつきになった。皮のところがバリバリしておいしい。

今度つくってみよう。

 

♪本日の一曲♪

You Make Loving Fun (Live) - Fleetwood Mac

1978年のヒットだったかな。当時、私は大学の1回生。懐かしい。