佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

酒びたりの長~い一日 2009.1.25 その3 「酒母の味、おこっている酒の味にうっとり」の巻

いよいよ杜氏さんについて酒造りを見せていただく。

杜氏さんが酒母の味を利かせて下さった。とろっとクリーミーな状態の酒母を口に含むと、甘酸っぱいチーズのような風味。そうか、これが美味しい酒を造る元なのかと感動。

熟成中の酒です。泡がぷくぷくとおこっているのが解りますか? 杜氏さんは大サービスで熟成中の酒を柄杓でくみ取って味を利かせて下さった。普段飲む酒より甘い。これからもう少し熟成が進むと辛くなっていくらしい。この状態の酒も美味い。陶然としたのはアルコールのせいだけではない。味も香りも一級品だ。(さらにつづく)