佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『山桜』

 

今はお幸せにござろうな・・・・

 

 

 

 

 

 読みたい本がありTSUTAYA広峰店に買いに行きました。久しぶりです。実はこのあいだの日曜日の朝、KISS-FMでオンエアされた番組(パナソニック・メロディアス・ライブラリー)で『食卓の情景』(池波正太郎:著)が紹介されていて、食いしん坊の私はどうしても読みたくなった次第。本が列んでいるのを見ると、他の本も欲しくなってしまい他にも4冊買ってしまいました。『父・藤沢周平との暮し』(遠藤展子:著)、『腑抜けども、悲しみの愛をみせろ』(本谷有希子:著)、『つばさよつばさ』(浅田次郎:著)、『遊戯』(藤原伊織:著)・・・・また積読本が増えました。藤沢周平氏といえば映画『山桜』をまだ見ていなかったので、ついでにDVDを借りて帰りました。
 今、見終わったのですが、やっぱり良いです、藤沢周平の世界。原作は新潮社が文庫化している短編集『時雨みち』に収められており、ずいぶん前に読んだのですが、凛として生きる主人公にひとひらの救いを与えてくれるあたり藤沢氏らしい名品です。

 

磯村野江役に「田中麗奈」、愛くるしく気品があります。手塚弥一郎役「東山紀之」、凛として立ち居振る舞いが美しい。殺陣もすばらしい。

本『時雨みち』も映画『山桜』もともにオススメです。