旬を食す (烏賊)
烏賊の旬はいつだろう?
おそらく種類によって違うのだろう。 地方によっても違うはずだ。
昨日は相生にいたので帰りにスーパーに寄ってみた。
室津産の「ひいか」が売っていた。
たしか春先から獲れるはずだがそろそろシーズンも終わりだろうと思い購入。
値段も安かった。 旬のものは安く手にはいるのが魅力だ。
さて、どう調理するかと考えたのだが、里芋があったので一緒に煮付けることにした。
まず、ひいかを煮立ってから三分ぐらいで引き揚げ、煮汁で里芋をじっくりと煮あげる。
烏賊の旨味を里芋がじっくりと吸うとおいしい。
酒は「丹後スカッシュ」、京都府伊根町の酒蔵「向井酒造株式会社」の天然発砲濁り酒です。
女性杜氏、向井久仁子さんのお酒です。
先日、蔵見学に行った知人に送ってもらいました。
発酵中の酒をそのまま詰めたようで、キャップを外すと「プシュー」と炭酸が抜けます。
ペットボトルを振って開けていたらきっと酒が泡と共にあふれ出ていたでしょう。
アルコール11%の甘酸っぱい酒です。酸っぱさと炭酸でさっぱり飲めます。
口の中でシュワシュワするのが楽しい。
相生のスーパーでは「スルメイカ」も安く売っていました。岩手県産で小ぶりでしたが。
これは七月から一〇月にかけて獲れるので旬のはしりといったところ。
一杯一〇〇円程度です。
生でしたので「イカの塩辛」を自分で造ってみようと思い購入。
肝にたっぷり塩をして2~3時間ほどおきます。
身はしばらく塩をして水気を出したあときれいに洗い流し、水気を飛ばすためしばらく陰干し。
肝の中身だけを出し、その中に身を細く切ったものをいれて和えます。
冷蔵庫に入れて寝かせます。
できあがりがこれ。
酒は佐渡島の酒「北雪」。
新潟らしく淡麗辛口。キレの良い酒です。
ただし、キレイにさっぱりというのではなく、よく味わうと重厚な味があります。