佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

主水で銘酒を

2022/08/09

 日本酒好き三人が主水に集結。三人銘々が好きな肴でお店お薦めの酒をやった。これだけのセットリストはこの店ならでは。

 まずは生ビール。

 刺身盛り。

【みむろ杉 Dio Abita】、Dio Abita(ディオ アビータ)は神宿ると言う意味のイタリア語。「神の水」と称される三輪山の伏流水に、地元産山田錦精米歩合60%で使用。アルコール度数が13%と低いのが特徴として際立つ。フルーティーでふくよかで丸い甘みを後口の酸がキリッと締めてくれる。ワイン党も唸る味だろう。

【あぶら肝】こいつは酒がすすむわい。

【日日 山田錦】京都伏見の酒だが、酒米は基本の兵庫県東条の山田錦。これまたアルコール度数は13%と低く抑えられている。香りはおだやかに抑え、口に含むと微かな炭酸がフレッシュ感を演出する。はじめに感じる柔らかい甘みに加え、口中にじんわり拡がるうま味が追いかけてくる味わいは極上の食中酒。

【梅の宿 Under Song SAKE】おだやかな香りに奥行きのある味わい。純米酒の基本のようなお酒。”Under Song”の意味は伴奏曲。名のとおり料理に寄り添ってくれる。「何気ない日に気取らず飲める美味しさ」という梅乃宿の思いが込められた命名だとか。

【ネギワンタン】主水で食べたい肴の筆頭格がこれ。

【台湾オムレツ】ネギワンタンの流れでアジアンテイスト。コリコリして甘い切り干し大根を包むふんわり卵がたまらん。

【オイルサーディン】私の大好物。主水のはまるまるしたイワシで作ってある。食べ応え、うま味抜群。

【光榮菊】香り豊かで熟した甘み。バナナを思わせるやや派手なフレーバーを酸が締める。

もはや記憶なし。これはどこの酒やったかなぁ。

〆は【而今 純米大吟醸】。うひゃぁ! こんな贅沢してしもたんか。