2024/11/17
『店長がバカすぎて』(早見和真:著/ハルキ文庫)を読んだ。
まずは出版社の紹介文を引く。
谷原京子、二十八歳。吉祥寺の書店の契約社員。超多忙なのに薄給。お客様からのクレームは日常茶飯事。店長は山本猛という名前ばかり勇ましい「非」敏腕。人を苛立たせる天才だ。ああ、店長がバカすぎる!毎日「マジで辞めてやる!」と思いながら、しかし仕事を、本を、小説を愛する京子は―。全国の読者、書店員から、感動、共感、応援を沢山いただいた、二〇二〇年本屋大賞ノミネート作にして大ヒット作。巻末にボーナストラック&早見和真×角川春樹のオリジナル対談を収録!
昨日まで森博嗣氏のS&Mシリーズを読んでいて、もう少し人間くさいものというか、ハートウォーミングなものを読みたいと思い本書を選んだ。題名からして気楽に楽しめそうな本だ。しかも私好みの書店もの。読み始めると読むのを止められず一気読み。それはそれは楽しい時間であった。評判は聞いていたが、その評判に偽りなし。迷うことなくシリーズ第2弾『新! 店長がバカすぎて』もamazonでポチッとした。