2021/03/28
映画『ニューヨークの恋人』。CSでたまたま放映されていたので観ました。メグ・ライアン好きの私としたことが、未だ観ていませんでした。こうした軽いタッチの微笑ましいラブコメにメグ・ライアンは最高です。キュートというか、愛らしいというか、可憐というか、かわいいというか、あっ、全部似たような意味ですね。スミマセン。
この映画の良いところは、時空を超えたタイムトラベルロマンスであるところ。時空を超えた恋は私の大好物。小説で言えば『ふりだしに戻る』(ジャック・フィニィ)、『ある日どこかで』(リチャード・マシスン)、『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン)、『ライオンハート』(恩田陸)、『たんぽぽ娘』(ロバート・F・ヤング)、『ジェニイの肖像』(ロバート・ネイサン)、『美亜へ贈る真珠』(梶尾真治)、『緑のベルベットの外套を買った日』(ミルドレッド・クリンガーマン)、『時をかける少女』(筒井康隆)、『満月』(原田康子)、『長持の恋(短編集・「ホルモー六景」第6話)』(万城目学)、『君の名残を』(朝倉卓弥)、『蒲生邸事件』(宮部みゆき)、『愛の手紙』(ジャック・フィニィ)等々、いずれも素晴らしいロマンスです。ハーレクインは読まないけれど、こうしたSFロマンスは読みます。
成就した恋に満足し、幸せな気分で眠りにつきました。