佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

「そば処 桔梗」と「たてしな藍」(旅学人ツアー1日目)

2019/07/26

 今日から「旅学人」2泊3日のツアーで信州に来ている。そのツアーとは『信州の名旅館に2泊 蓼科高原「たてしな藍」と「扉温泉 明神館」』である。

 出発はシャンパン 「ニコラ・フィアット ブリュット」で乾杯というのが「旅学人」ツアーの習わしである。栓を抜くポンッ!という音がうれしい。

 車中、小説「天気の子」を読みながらビールを呑んでいるといつのまにか岐阜県多治見に着いた。今日の昼食は多治見「そば処 桔梗」の蕎麦。酒は「勝駒 純米酒」を注文。他には「黒龍」「みむろ杉」など、置いている酒の趣味も悪くない。蕎麦は香りよくコシのある食べ応えのあるもの。おいしゅうございました。

 

 

 長野県に入り諏訪ICを降り、茅野市を通り、メルヘン街道を八ヶ岳に向かって標高を上げていくと緑に囲まれた閑静な別荘地に「たてしな藍」がある。いつの間にか気温も心地よいものになっている。明るいうちに到着することができた。聞こえる音は鳥のさえずりだけ。凜とした空気につつまれた非日常。それがこの宿の魅力だ。


“Tateshina Ai” YADO PV/JAPAN:宿PV たてしな藍01

 到着後、ロビーで黒豆の菓子と茶が振る舞われる。

 ゆっくりと風呂に入った後に「心太」をいただく。おいしい。

夕食は食事処「山味庵」でいただいた。料理は、旬の山の幸をふんだんに使うことから「山味(やまみ)料理」と名づけられているらしい。山菜、野菜、魚、肉と盛りだくさんだがバランスが良く、ヘルシーという印象。個室なのでゆっくりと食べられる。

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食前酒 オリジナルカクテル

小鉢  滝川豆腐 人参 オクラ

旬菜  鰻寿司 川海老素揚げ グリーンアスバラ 菜味噌

    ローストビーフブロッコリー新芽巻 ishikawa委も塩蒸し

    サーモン奉書巻き 黄味酢

御碗  湯引き鱧 打ち茗荷 木の芽

造里  アルプスサーモン昆布〆 アボカド 妻一式

合肴  夏の高原野菜盛り合わせ

焼き物 安曇野産鮎の笹巻き焼き

台の物 特選牛のワイン蒸し焼き

煮物 山菜湯葉包み含ませ 絹さや

御飯 あゆ茶漬け

香の物 三種盛り

水菓子 抹茶風味わらび餅 果実

 食事の後はラウンジで趣味の良いJAZZに耳を傾けながら庭のライトアップを愉しむ。ワインは無料で振る舞われる。ゆったりと流れる静かな時間を愉しむのがこの宿のスタイルといえる。