佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

天草ポークの黒ビール煮

2022/06/17

 本日の厨房男子。

 夕餉は「天草ポークの黒ビール煮」。ロース肉のブロックなので本来なら「とんかつ」か「トンテキ」で食べたい。しかしチャーシューにしてもうまいのだから、「黒ビール煮」もいけるのではないかと思い、やってみた。赤身と脂のバランスが良く、ピンク色の美しい肉だ。中華鍋で脂身の部分を焼くと、透明できれいな油がジュワーッと出てくる。外側をこんがり焼いた後、厚切り四等分にして、さらにこんがり焼く。あとは昆布と豚ひき肉で取った中華スープにハチミツ、黒ビールを入れて煮る。一晩おいて、炒めた玉ねぎ、トマト缶を入れてさらに煮る。沸騰したところで味見して、塩とコショウで味を整えて出来上がり。

 肉は箸でもホロホロくずれるほどやわらかく、トマトのうま味とビールの苦みが相俟ってぐんとうま味を増しておりうまい。しかしやはり煮込みものにはバラ肉か肩ロースのほうが良かったかと思う。

 煮汁ソースにフランスパンをつけて食べるとたいそううまかった。

 酒は当然のことながらアサヒの黒ビール「黒生」。