佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

「甘エビのなめろう」で「竹泉 純米酒 風の酒」をやる

2023/06/08

 本日の厨房男子。

 スーパーでうまそうな甘エビと鯛の切り身を買ってきた。甘エビはそのまま醤油をつけてチュッと吸って食べるのも良いだろうが、今日は「なめろう」に調理してみた。

 たっぷりの甘エビと見えたが殻を剥いてみると身は案外少ない。逆に頭と殻は結構な量になる。頭と殻はそのまま捨てるのはもったいないのでスープのダシにした。

 酒は「竹泉 純米酒 風の酒」。「竹泉」は私が応援する酒蔵のひとつ。良い酒を醸す蔵だと思います。この酒は”2014BY”ということですから、十年には満たないものの、けっこう長い間熟成された純米酒です。しかしその割に味わいはあっさりしており、少しスモーキーともいえる風味が通好み。この味は高い金を払って「わぁ、イイ香りィ。まるでフルーツみたいィ」などと純米大吟醸をキャピキャピ騒ぎながらワイングラスで飲んでいるような日本酒女子にはわかるまい。料理の味をじゃませず、しかししっかりと酒の味わいを主張するあたりただ者ではない酒です。

 もう一品は「鯛の塩焼き」。ありきたりだが鯛の一番おいしい食べ方ではなかろうか。