佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

はたしてトビウオの数え方は?

 昨夜、奈半利町から魚が届きました。

 今日は朝から厨房男子です。

 鰹(大ぶり1本)、鯛(天然と思われる。1枚)、メジナ(1枚)、トビウオ(2羽)。

 ここで疑問である。トビウオは魚であって鳥ではない。一羽、二羽と数えて良いのか? 「匹」とか「尾」と数えておいた方が無難な気がする。しかし私は敢えて「羽」と数えたい。なにせ当たり前に100mほどは飛ぶのだ。鶏などえらそうに鳥づらしているがせいぜい1~3mしか飛べないのだ。その点トビウオはえらいのだ、すごいのだ。故に「羽」と数えるのだ。それでいいのだ。

 鯛を天然と判定した理由は二つ。まず尾びれである。美しい三角エッジがきいたかたちだ。養殖物だと丸まっておりこうはいかないだろう。もう一つは鼻の穴。片方に二ツ穴が空いており、両方で四つ。これは天然物の特徴だ。養殖物では鼻の穴がつながっており、片方一つにつながって両方で二ツ穴であると聞く。私は魚屋でも漁師でもないので真偽のほどは定かではないが、おそらく天然物なのだ。よしんば養殖物であったとしても、天然物と信じて食べる方が幸せなのだ。それでいいのだ。

 まずは鰹のさばきにかかった。男節、女節、各二本ずつに仕上がった。今日の昼は鰹の刺身といこう。片身(男節、女節)を刺身に引いて、残りは漬けにして保存した。