佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

久しぶりの鶏水炊き

2021/06/24

 本日の厨房男子。

 夕餉は鍋にすることにした。暑いこの時季に鍋かよ、と言われそうだがいいではないか。元来私は天邪鬼なのだ。暑いときに、汗をブルブルかきながら熱い鍋をハフハフ言いながら食いたいのだ。ただし鍋はあっさりしたものが良い。あっさりと言っても、味気ないのはいただけない。丸一日かけて弱火でじっくりと鶏手羽元を煮込んだスープと豆腐、椎茸、菊菜、セリで作った鶏水炊き。きれいに澄んではいるが深い味わいのスープが絶品である。

 考えてみれば、一番最近に水炊きを食べたのは博多の「長野」と言う店であった。もう十年以上前のことだ。そちらの水炊きは白いスープであった。味は本場だけに絶品であった。「長野」の味にはかなわないが、うちの透きとおったスープもなかなかのものであった。手羽元とショウガ、唐辛子を時間をかけてコトコトと煮たスープは、塩をひとつまみ加えるだけで極上の味だ。

 酒は「奥播磨 山廃純米 生 1BY」。複雑な味わいながら酸がキリッとした後口を演出してくれる。

 〆のおじやも絶品であったことよ。

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